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「嘔吐、下痢の風邪がはやっています」
 新型インフルエンザの流行は落ち着いてきたようですが、最近は嘔吐、下痢の風邪がはやっています。
 原因は、冬場に流行するウイルス性の胃腸炎(嘔吐下痢症)です。ウイルス性なので、抗生剤などの薬はあまり効果がありません。水分摂取、安静、食事療法などを行うと自然に3-4日で改善することが多いのですが、水分などが口からとれない場合は点滴治療が必要になります。
 特に、小さいお子さんは下痢などで水分が急激に失われることが多いので注意が必要です。なお、下痢がなかなか治らない患者さんは、食事療法がうまくできていないことが多いようです。油ものや牛乳、ヨーグルトなどの乳製品はお腹の調子が良くなるまでは食べないでください。
 以下に注意事項を掲載します。
・吐き気は半日(一晩)から1日くらい続き、次の日からは下痢がメインになってきます。それと入れ替わるようにして吐き気はおさまっていきます。
・熱は出ないか、出たとしても一晩くらいで長く続かないことが多いようです。
・吐き気がある最初の一晩に、飲ませて吐くのを繰り返すとかえって悪化して脱水になることもあります。吐き気がおさまるまでは水分はとらせないで下さい。
・腹痛は便が出たり吐いたりすればいったんはおさまりますが、時間をおいて周期的に痛くなります。お腹を温めてあげると少し痛みがやわらぎます。
・お腹をこわしているときに牛乳は厳禁です。湯冷まし、白湯、イオン飲料(冷たくないもの)、お茶、薄いスープなどが適しています。
・食べ物は、水分が十分にとれるようになって吐かないことを確認してからです。1日何も食べなかったくらいで、栄養失調になったりしません。最初はおなかを休めてあげることが最も大切な治療です。
・食べ物は、まずおかゆです。ごはんには整腸作用もあります。便の硬さに応じて、お粥の硬さを調節して下さい。味付けしたり、何かをかけて食べても構いません。

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